日本ハウスでは、断熱材の端材を活用した環境緑化製品の開発を進めています。
端材を利用した製品ならではの特長をご紹介いたします。
断熱材の端材を粉砕し、セメントと攪拌し固めたものが多孔質ブロックです。紫外線による劣化も少なく、十分な形状保持力を備えています。植物や野菜や緑を、多孔質ブロックを使って楽しく気軽に生活に取り入れていく、そんなお手伝いができればと開発を進めています。
1. 水はけ(透水性)
材料となる断熱材の粉砕品は、不定形の多面体粒になっており、セメントで圧縮凝固させても多くの水道ができています。透水性においては、ナンバー1と言っても良いようなコンクリート製品です。
2. 軽い(軽量)
多くの断熱材品とセメントに混ぜる為、水に浮くコンクリートとなっています。また、その特性は保持され、沈むことはありません。
3. 温度を保つ(保温性)
粉砕した断熱材とセメントに混ぜる為、当然のことながら保温性能があります。土の温度や内部の温度変化を緩やかに保持できます。
No. | 名称 | 短辺 (mm) |
長辺 (mm) |
厚または高さ (mm) |
重量 (kg) |
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1 | 菜園ブロック敷用 | 400 | 800 | 70 | 18 |
2 | 菜園ブロック枠用1 | 200 | 800 | 100 | 13 |
3 | 菜園ブロック枠用2 | 266 | 800 | 170 | 29 |
4 | エコブロック1(25穴) | 800 | 800 | 70(100) | 28(42) |
5 | エコブロック2(35穴) | 800 | 1200 | 70(100) | 43(61) |
6 | 菜園ブロックオーダー品 | 800 | 1600以内 | - | - |
鉄柱にて門型につくりその中に多孔質ブロック(エコブロック)をセットします。高さや距離に応じて、鉄柱を構成します。潅水時間はタイマーにてコントロール。植物を入れる穴は縦に揃っているので、多孔質ブロック(エコブロック)の一番上から、点滴の様に水を落としていく仕組みです。店舗の看板、施設のイメージアップ、住宅のワンポイント、目隠しや日よけに向いています。
植物の苗とその苗床は注文して購入します。苗床は崩れにくく、多孔質ブロック(エコブロック)の穴の中で長期にその形状を保つことになります。穴のサイズは決まっていますので、盆栽のように容積に応じた育ち方をします。
片面植え込みタイプ | 価格 ¥55,000/m²~ |
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両面植え込みタイプ | 価格 ¥80,000/m²~ |
※施工場所、施工方法、施工面積、植種によって価格は変わります。
多孔質ブロック(菜園ブロック)を使って、硬い土の上、コンクリートの上、アスファルトの上、ベランダや屋上の上に家庭菜園をつくることができます。水はけに留意した畝のような仕組みになっています。
基本サイズは3種類ですが、ご要望に沿ったカットもできます。おすすめの別用途としては、既存の深い花壇底に敷いて、水はけアップを図ることや、グランドカバーの敷きマットとしても使用可能です。
A(敷用) | 価格 ¥1,200 |
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B(枠用大) | 価格 ¥1,500 |
C(枠用小) | 価格 ¥1,500 |
※運賃別途(分量により変わりますので、ご相談させていただきます。)
多孔質ブロック(菜園ブロック)と高耐久の木材ACCOYAを使って、コンパクトな家庭菜園や花壇をつくることができます。また、立ったままの姿勢で世話ができるような仕組みをプラスすることもできます。ACCOYAは、基本素地での販売になりますが、楽しくペイントをするのもおすすめです。
敷き用マットサイズは3種類ですが、ご要望に沿ったサイズへのカットもできます。おすすめの別用途としては、道路や街中のコンテナ花壇です。移動の為のキャスターを装着することもできます。敷き用マットを重ねて底上げをすることで、少ない土で手入れのしやすい花壇にもなります。
A(敷用)+ACCOYA枠セット | ¥7,200 追加枠1段分 ¥6,000 | サイズは図を参照 |
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B(敷用)+ACCOYA枠セット | ¥6,500 追加枠1段分 ¥5,000 | サイズは図を参照 |
C(敷用)+ACCOYA枠セット | ¥10,000 追加枠1段分 ¥8,000 | サイズは図を参照 |
Bコンテナ花壇ACCOYA枠3段組セット | ¥35,000 |
※運賃別途(分量により変わりますので、ご相談させていただきます。)
多孔質ブロック(菜園ブロック)を使った、コンパクトな家庭用みみずコンポストです。温度変化や湿度変化に敏感なみみずを、年間通して健やかに育成し、コンポストとして手軽に活用できます。また、ご要望サイズに合わせてのご提案もできます。
多孔質ブロックを、市販の植木鉢の底に入れ、水はけを高める提案です。水はけが高まると、土中に十分な空気が入り込み、根腐れが防止できます。また、底のない器をつかっての創意工夫も可能です。